火災時の初期活動3原則

火事だ!
1、早く知らせる!
①火事を見つけたらまず周囲の人に知らせる。大声が出なければ、手近にある鍋やヤカンなどをたたき異変をしらせる。
 大声でまわりに知らせる!
 
②小さな火でも119番に通報する。当事者は一刻も早く消火活動を行い、通報は近くの人に頼む。
 
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2、早く消火する!
③出火から3分以内が消火できる限度。火が天井に燃え広がったら手がつけられない。
④水や消火器だけで消そうと思わず、座布団や毛布など、手近のものを活用するなどの機転を利かせ一刻も早い消火活動を。

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3、早く逃げる!
⑤火が天井に燃え広がったら、いさぎよく消火をあきらめ避難する。
⑥避難する時は延焼を防ぐため、燃えている部屋の窓やドアを閉める(空気を絶つ)。

あわてず的確な行動を!
火災で怖いのは炎より煙です

火災で恐ろしいのは炎より煙です。煙の成分には有毒ガス(一酸化炭素や塩化水素など)が多く含まれているため、吸い込むことで中毒死に至ったり、体の麻痺等で避難行動ができなくなってしまうことが多いのです。

1、煙の性質を知っておこう
煙のスピードは横方向に毎秒1m、上昇時には毎秒3~5mと言われています。想像以上の速さで煙は広がりますので、すみやかな避難が大切です。

2、姿勢はできるだけ低くして
煙は上方向に上がる性質があるため下のほうが煙が薄く、空気が残っている可能性があります。そのため、できるだけ姿勢を低くして避難しましょう。

3、濡らしたタオルやハンカチなどで口や鼻を覆う
暑さから顔(目、鼻、喉)を守るためにも重要です。

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